加湿器を購入しようと思ったものの、どの種類にしようか悩んでしまっている人も多いのではないでしょうか。
加湿方法は大きく分けて、スチーム式、超音波式、気化式、ハイブリッド式の4種類です。
今回は、それぞれの加湿方式の特徴とメリット・デメリット、BRUNOおすすめの加湿器を紹介します。
スチーム式は、タンク内の水を温めて蒸気を発生させる仕組みです。
ここではスチーム式の加湿器の特徴やメリット・デメリット、気になる電気代や衛生面の特徴を紹介します。
スチーム式は、水を沸騰させて湯気(水蒸気)を発生させ、ファンで送り出す方法で加湿します。
お湯を沸かして、蒸気を発生させるイメージです。加湿力が強く、パワフルに加湿してくれるのが特徴です。
スチーム式は温かい蒸気が出るので、加湿パワーが強く、使うと部屋の湿度や室温が早く上がります。
寒い冬の時期におすすめの加湿器です。
スチーム式は、ほかの種類より電気代が高いところがデメリット。
お湯を沸かすのに少し時間がかかるからです。また、熱い蒸気を出すため吹き出し口が熱くなり、
ヤケドの危険もあります。
消費電力は機種にもよりますが、およそ300W。1kWhあたり27円と仮定した場合、1時間で約8円です。
1日10時間、1ヵ月(30日)使用した場合の電気代の目安は、約2,400円です。
スチーム式はお湯を沸かす分、ほかの加湿器より電気代が高くなります。
スチーム式はお湯を沸かすので、煮沸消毒の効果が期待できます。
雑菌が繁殖しにくく、衛生面で優れているのが魅力です。ただし、水の交換は毎日行いましょう。
超音波式の加湿器は、水に振動を与えてミストをつくります。
デザイン性に優れたものが多く、選ぶ愉しみがありますが、
電気代や衛生面など気を付けるべきところをしっかり確認しておきましょう。
超音波式の加湿器は、水に超音波を当てて振動させ、ミストを発生させる技術が用いられています。
ヒーターが付いていないシンプル構造のため、おしゃれなデザインのものも多く、
インテリアとして選ぶこともできるでしょう。なかには、アロマが愉しめるものもありますよ。
デザイン性に加えて静音性も高いので、寝室などでも音を気にせず使うことができます。
また、超音波式の加湿器はヒーターが付いていない分、消費電力が少ないので、電気代が安く済みます。
超音波式は、ミストが壁や窓などに水滴として付着し、カビの原因になることがあります。
超音波で振動させた水でミストをつくることで、水の粒子が大きくなるのが要因です。
付着した水滴が乾くと、カルキの影響で白い跡が残る可能性もあります。
超音波式の消費電力はおよそ20~40Wで、計算すると1時間当たり約0.8円となります。
1日10時間、1ヵ月(30日)使用した場合の電気代の目安は約240円。スチーム式よりも電気代は少なくて済みます。
スチーム式と違い、超音波式は加熱しません。そのため雑菌が増えやすく、ミストに雑菌が混ざる可能性があります。
タンクの中で雑菌が繁殖すると、そのまま水と一緒に放出されるので要注意です。
水は毎日替えて、交換時には振り洗いをすると良いでしょう。
汚れが目立つなら、スポンジなどを使って内部の汚れをしっかりと取り除いてください。
気化式は自然と水が蒸発する原理を使って加湿します。
ここでは、気化式のメリットやデメリット、電気代などを紹介します。
気化式は水で湿らせたフィルターに、ファンで風を当てて加湿する方式です。
濡らしたタオルに扇風機の風を当てて乾かすようなイメージです。
気化式の加湿器はヒーターを使わずファンのみなので、電気代を抑えられます。
また、ヒーターを使わないことで、送風口が熱くならず安心です。
気化式は、ほかの方式より加湿力が弱めです。
早く湿度を高くしようと「強」にすると、ファンの音がうるさいことも。
また、気化式は送風口から出てくる風が冷たく、部屋が寒くなる場合があるのもデメリットと言えるかもしれません。
その他、フィルターの交換を定期的にするなどのメンテナンスや、掃除が必要です。
気化式の消費電力はおよそ5~20Wで、1時間あたり約0.3円。
1日10時間、1ヵ月(30日)使用した場合の電気代の目安は、約90円です。
4つの種類の中で一番電気代が低くなります。
常にフィルターが濡れている状態のため、雑菌の繫殖リスクがあります。
超音波式と同じく、気化式も水に熱を加えない加湿方法です。
衛生面を気にするなら、こまめな掃除が必要です。
超音波式と同様、毎日水を交換するときにタンクを振り洗いすると良いでしょう。
また、トレーやフィルターは1ヵ月に1回は掃除することをおすすめします。
ハイブリット式は、気化式とヒーターを組み合わせたものと、
超音波式とスチームを合体させたものの2通りがあります。ここでは2つの種類の特徴などを紹介します。
ハイブリット式は「温風気化式」と「加熱超音波式」の2つの方式があります。
「温風気化式」は、湿らせたフィルターに温風を当てて、気化式より効率的に加湿できるようにしたものです。
一方「加熱超音波式」は、超音波式加湿器の水を加熱させたバージョン。
温めた水に超音波を当て、ミスト化して加湿します。
「温風気化式」は、気化式よりも効率よく湿度を上げることができます。
室温が低くても、湿度を上げやすいのが魅力です。
「加熱超音波式」は静音性が高いにもかかわらず、加湿した風を遠くまで届けられるというメリットがあります。
熱を加えるので、超音波式より雑菌を抑えられるのも見逃せないポイントです。
「温風気化式」はヒーターが付くため、気化式よりも電気代がかかります。
また、ほかの種類よりも本体自体が高額なことが多いです。
「加熱超音波式」は、超音波式と同じように水の粒子が大きいので、
部屋の壁や窓に水滴が付着しやすく、カビの原因になる可能性があります。
「温風気化式」の消費電力は100~150Wです。130Wで計算すると、1時間あたりの電気代は約4円。
1日10時間、1ヵ月(30日)使用した場合の目安は約1,200円となります。
一方「加熱超音波式」の消費電力は70W程度で、1時間あたりの電気代は約2円です。
1日10時間、1ヵ月(30日)使用した場合の電気代の目安は約600円と、「温風気化式」の約半分です。
「温風気化式」と「加熱超音波式」、どちらのハイブリッド式加湿器も
抗菌作用が施されているものが多く販売されています。
なかには水の入れ替えは週に1回など、交換頻度が低くても良い製品も。
ハイブリッド式は衛生面が考慮されていますが、ほかの種類と同様、
水を交換する際にタンクを振り洗いすると良いでしょう。
フィルターがあるものは、水を替えるタイミングで一緒に掃除すると、より衛生的に使えます。
▼加湿器の掃除についてはこちらの記事をチェック!
【タイプ別】加湿器の掃除方法。お手入れが必要な理由や清潔さを保つコツも紹介 (brunofans.jp)
加湿器は部屋に置くものなので、インテリア性に優れたものを選びたいという人も多いはず。
そこでおすすめなのが、インテリア性も機能も備えたBRUNOの加湿器です。
さまざまな種類があるので、きっとお気に入りが見つかるでしょう。
「POT MIST」はタンクを運ばなくても、フタをしたまま給水ができる超音波式加湿器です。
アロマウォーターやエッセンシャルオイルが使えるので、部屋を良い香りで満たせます。
煙突のようなパイプで高い位置からも加湿可能です。
価格:7,480円(税込)
「JET MIST」はジェットモードを使えば、すぐに部屋が潤うハイパワーな超音波式加湿器です。
最大20時間連続稼働で、手間がかかりません。おやすみタイマーや水切れ自動停止など、便利な機能も備わっています。
給水タンクはバケツのような形で、お手入れしやすいのも魅力です。
価格:13,200円(税込)
大容量超音波加湿器 JET MIST
「COLUMN MIST」は薪ストーブをイメージしたデザインで、インテリア性が抜群なハイブリッド式加湿器です。
銀イオンフィルターでタンク内の水を抗菌して、衛生的なミストを放出します。
アロマオイルを入れて、好きな香りを愉しむこともできます。
価格:8,800円(税込)
ハイブリッド加湿器 COLUMN MIST
「CALM MIST」は、クリーンなミストをつくるハイブリット式加湿器です。
ぬくもりを感じるデザインで、お部屋のインテリアとして置いてもおしゃれ。
加熱ヒーターのほかに、UVライトやイオン交換樹脂フィルターが付いているので、衛生的に使えます。
価格:16,500円(税込)
ハイブリッドUV加湿器 CALM MIST
加湿器の主な種類は、今回紹介した4種類です。
衛生的なのはスチーム式ですが、デザイン性の高い超音波式など、それぞれの種類ごとに特徴があります。
また、加湿器は毎日使うことが多いので、選ぶ際は電気代も考えておくと良いでしょう。
今回紹介したそれぞれの特徴を参考に、ぜひ自分に合った加湿器を購入してくださいね。
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BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
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