全国には、BRUNOcrassyスチーム&ベイクトースターが体験できるベーカリーがあります。
そんな「BRUNOがあるベーカリー」の店作り、パン作りに込められた"想い"を取材しました!
今回ご紹介するのは、大阪の「PAINDUCE(パンデュース)」です。
2004年に1号店がオープンし、現在は大阪で(系列店舗を含め)6店舗を展開。
「PAINDUCE」とは、フランス語の[le pain]と英語の[produce]をあわせた言葉で、
「基本を大切にしながらも、あらゆる角度からこれまでの見方を変えていくことで、
新たなパンの可能性を生み出していきたい」という想いが込められているそうです。
店主の米山さんにお話しを伺いました。
JR大阪駅構内にある「デ トゥット パンデュースエキマルシェ 大阪店」
PAINDUCE店主の米山 雅彦さん
お客様に安心して食べていただけるパンを作りたい
― PAINDUCEでは、どのようなパンを扱っていますか。お店のこだわりを教えてください。
米山さん:
PAINDUCEのこだわりは、2つあります。
1つは、国産小麦を使用していること。今では国産小麦を使ったパンをつくるお店も増えてきましたが、
15年前の開業当時は少なかったんです。
体に優しい、添加物の少ないパンをさまざまな人に食べていただきたいという想いで国産小麦を使っています。
2つ目は、野菜を使ったパンメニューですね。
PAINDUCEの人気メニューに野菜を使ったタルティーヌがありますが、体に優しい野菜のパンをつくることもブランド立ち上げ時から決めていました。
― お客様への"想い"が詰まったこだわりですね。
そもそも米山さんは、どのようなきっかけでパン職人の道へ歩まれたのでしょう?
米山さん:
もともと、パン職人の道を選んだ理由は、大学時代に熱中したトライアスロンを続けるためでした。
「終業時間が早い」イメージのあったパン職人の道に進むことで両立を図ろうと考えていたんです。
しかし、就職のタイミングで阪神大震災が発生。自分自身も身近な人も被災し、人生観が大きく変わりました。
「いつ死ぬかわからないから早く結果を出したい」という思いから、トライアスロンを辞め、パン職人として働くことを決意しました。
もともとは50歳になったら競技に復帰する予定だったのですが...来年50歳ですがまだまだ戻れそうにありません(笑)。
「デ トゥット パンデュースエキマルシェ 大阪店」に設置されている、スチーム&ベイクトースター。
PAINDUCEこだわりの野菜を使ったパン「ガレット」
パンの種類に合わせて、リベイクができるトースター
― 今回、スチーム&ベイクトースターを店舗に設置いただきましたが、使用いただいた感想はいかがでしょうか?
米山さん:
使いやすいなと感じるところは、温度がしっかり切り替えられるところです。
パンの種類によって温める温度を調節できるので、焦がさずに調理できるのがよいですね。
あと、お店の女性スタッフからは、「かわいい」「おしゃれ」という声がとても多いですね。
やはり、女性は見た目が大切みたいです。(笑)
― ありがとうございます。かわいいと言っていただけるのはうれしいです。
スチーム&ベイクトースターではどのようなパンを温めると美味しいでしょうか?
米山さん:
私のお店のパンだと、ガレットやタルティーヌなどの野菜を使ったパンは、
コンベクション機能を使って短時間でパリッと温めると美味しいと思います。
バゲットなどのハード系のパンは、店頭購入後2~3日程度はそのまま食べたほうが美味しいと思うのですが、
3日以上経ったパンをリベイクする際は、スチームモードやコンベクションモードで温めてもらうと美味しくお召し上がりいただけると思いますよ。
PAINDUCE梅田店(デ トゥット パンデュースエキマルシェ 大阪店)の店内にはイートインコーナーがありますので、
ぜひ温めて食べていただきたいですね。
コンベクションモードで温めた「紫キャベルと生ハムのガレット」。ボリューミーなキャベツも中までしっかり火が入って、アツアツに!
店内の様子
店内イートインコーナー
パンが、多くの人にもっと身近な存在になるように。
― 最近はパン人気が過熱していますよね。
米山さんは、ご自身で作られたパンの中で、どのようなパンがお好きなのですか?
米山さん:
自分のパンで好きなものは・・・難しいですね。全部です(笑)。
でも手を伸ばしてしまうのは甘いパンですかね。
自分のパンは基本毎日食べますよ。ごはんも好きですけどね。
― ご自身のパンを毎日食べられているなんて素敵ですね。
最近は、おうち時間が増えて、ご自宅でパン作りをされる方も増えましたが、PAINDUCEではパン教室を開催されているのですよね?
米山さん:
はい、パンデュース本店の隣の建物でパンの教室を開いています。
さまざまなパンを、教室の生徒さんたちとつくっているんですよ。
最近では「シュトーレン」や「ライ麦パン」をつくりました。
教室では試食をしていただく際にBRUNOのトースターを使っているのですが、「かわいい」「使ってみたい」ととても好評です。
生徒さんはみなさんとても仲良しで愉しそうですよ。
店内の壁面装飾
スチーム&ベイクトースターに設置されているPOP
すべてはお客様に美味しいパンを届けるため。
世の中や生活の変化に柔軟に対応しながら、常に新しい挑戦を続けていく。
― 新型ウイルスの影響で、外出自粛期間などPAINDUCEの運営も大変だったのはないでしょうか。
米山さん:
そうですね、駅などの利用が減ってしまい売上が落ち込んだ店舗もあって、大変な状況ではありますね。
そんな中ですが新たな挑戦として、無人販売の取り組みをスタートしました。最初、社内でかなり反対されましたけどね(笑)。
野菜の無人販売といったらイメージしやすいかもしれないですが、入金箱やつり銭、計算機などを用意して運営しています。
売上にならない日もあったりしますが、スタッフがいなくても出店できるという点はメリットですし、
パンの無人販売自体がそもそも珍しいので話題になりましたね。
― 新しい挑戦をされているのですね。まだまだ世の中は厳しい状況が続きそうですが、米山さんの方で今後挑戦したいことがあれば教えてください。
米山さん:
無人販売を始めて改めて感じるのは、やはり「冷凍」の手間とコストです。
自社で運営している通販でも、鮮度を保つために冷凍配送をしているのですが、鮮度を保って配送するには設備の壁があるんですよ。
今後も企業努力が必要ですが、添加物を増やして賞味期限を延ばすのではなく、
国産小麦をつかった体に優しいパンをいかに美味しい状態で店舗やお客様に届けられるか。そこに可能性を感じますし、挑戦していきたいですね。
今回は、大阪の「PAINDUCE(パンデュース)」を取材させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
お話にも出てきた、パンをおいしく食べるための「冷凍保存」。
パン屋さんがつくる美味しいパンを、おうちで焼きたてで食べられるのはうれしいですよね。
おうちでのパンのリベイクは、スチーム&ベイクトースターにおまかせください!
冷凍したパンもそのまま温めることができ、焼きたての状態で愉しんでいただけますよ。
これからもBRUNOでは、全国のベーカリーの"もっとおいしく""もっと愉しく"を応援します!
米山さん、ありがとうございました!
デ トゥット パンデュースエキマルシェ大阪店
JR大阪駅 桜橋口改札横 エキマルシェ内
tel. 06-4797-7770(店舗直通)
営業日:7:30-21:00
定休日:エキマルシェ大阪の休館日
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BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。