食べやすさや健康、ダイエットなどのため、朝ご飯としてヨーグルトを食べている人は少なくないでしょう。
しかし、ヨーグルトだけで朝食を済ませるのはNGです。
ヨーグルトのみの朝食を続けると、体によくない影響が出る可能性も。
朝にヨーグルトだけ食べるのがダメな理由をはじ始め、
効果的な食べ方やヨーグルトを食べるメリットを解説します。
朝にヨーグルトだけ食べるのが推奨されないのは、体に悪影響を及ぼす恐れがあるためです。
健康的な生活を送るためにも、朝にヨーグルトだけがダメな理由から見ていきましょう。
朝食をヨーグルトだけにすると、体内時計が安定しにくくなります。
1日が24時間なのに対し、体内時計は約25時間。食事を摂取することで、
微妙な体内時計のズレが調整されていきます。
しかしヨーグルトだけの朝食は、内容も量も普通の食事には及びません。
体が「食べ物を摂取した」と認識しないことで体内時計の調整が行われず、
体のリズムが崩れて不調をきたす可能性があります。
ヨーグルトに含まれる善玉菌を胃酸が死なせてしまうことも、
朝にヨーグルトだけ食べるのがよくない理由の一つです。
空腹の状態だと胃酸が出やすいもの。
そのため、朝の空腹時にヨーグルトを食べると胃酸で善玉菌が死んでしまい、
ヨーグルトを食べるメリットが減ってしまいます。
ヨーグルトだけの朝食ではカロリーが足りません。
体は十分なカロリーが摂取できないと飢餓状態に陥ります。
通常よりも食べ物を吸収して体に蓄えやすくなるため、太りやすくなる可能性があります。
朝にヨーグルトしか食べないのはおすすめできませんが、
効果的な食べ方を実践できれば、多くのよい影響が期待できます。
ここでは、ヨーグルトの持つ働きを活かしながら食べる方法を見ていきましょう。
先に別の食べ物をお腹に入れてからヨーグルトを食べると、
朝にヨーグルトだけ食べるデメリットをすべて解決できます。
ヨーグルト以外のものも摂取することで、食べ物の質と量が増え、
体が食事と認識しやすくなるためです。
ヨーグルトの前に別の食べ物が胃に入ることで、
ヨーグルトに含まれる善玉菌が胃酸の影響を受けにくいのもメリットの一つ。
摂取カロリーが増え、エネルギー不足も解消できます。
朝食がパンとヨーグルトの場合は、「パン→ヨーグルト」の順に食べましょう。
ヨーグルトを食べるときは、バナナやブルーベリー、キウイなどの好きなフルーツを混ぜるのもおすすめです。
フルーツはヨーグルトと味の相性がよいだけではなく、
一緒に食べることで次のような効果が期待できます。
ヨーグルトに甘みを加えたいときは、適量のはちみつを混ぜるのもよいでしょう。
はちみつは善玉菌が増える際に必要なエサになるため、腸内環境の改善が期待できます。
ヨーグルトにはいろいろなレシピがあるので、気になるものから取り入れてみてはいかがでしょうか。
ヨーグルトを温めて"ホットヨーグルト"にすると、腸が温まって栄養の吸収率アップが期待できます。
<作り方>
なお、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などは、
加熱しすぎると死滅してしまうので注意が必要です。
菌の種類にもよりますが、
乳酸菌は75度以上で15分間加熱、ビフィズス菌は50度で死滅すると言われています。
また、乳酸菌は20~45度の環境下で活発化します。
ホットヨーグルトにする際は、50度以下で温めましょう。
ヨーグルトにはさまざまな種類があるので、その日によって違うものを食べたくなる場合もあるでしょう。
しかし、ヨーグルトの合う・合わないは人によって異なる上に、それがすぐに分かるわけではありません。
そのため、1週間から2週間を目安に同じヨーグルトを継続して食べてみるのがおすすめです。
便通や肌の調子が整ってきたなど、何か体によい影響が感じられたら、
そのヨーグルトが自分に合っている可能性があります。
続けてみても何も感じなければ、別のヨーグルトを同じように試してみてください。
ヨーグルトは単においしく手軽に食べられるだけではなく、次のようなメリットも期待できます。
朝食に取り入れて、健康的な体に近づきましょう。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌は、腸内環境を整えてくれる強い味方です。
腸内の悪玉菌の働きを抑えつつ、有害物質の排出や、ぜん動運動を促進。
その結果、便秘解消などにつながります。
ヨーグルトには、以下のような働きを持つ栄養が豊富に含まれています。
朝に食べることで、これらの重要な栄養を手軽に補給できます。
栄養素 |
働き |
カルシウム |
骨をつくる |
たんぱく質 |
体をつくる |
ミネラル |
代謝を促して体のバランスを整える |
食事量を減らすことの多いダイエット中は、これらの栄養が不足しがち。
ヨーグルトはダイエット中の朝食の一部としても活躍します。
ヨーグルトを食べることで、体に必要な栄養の補給や整腸が行われると、
美容面でも嬉しいメリットが期待できます。
ヨーグルトに含まれる栄養は美肌の元にもなるためです。
十分な栄養を摂取することで、肌をきれいに保つ働きが期待できます。
また、便通がよくなると老廃物が排出されやすくなり、美肌のキープにもつながります。
ヨーグルトを食べると安眠も得やすくなります。
上質な睡眠をとるためには、眠りを促すホルモンであるメラトニンが必要です。
メラトニンの分泌には、材料となる物質であるセロトニンが必須。
セロトニンは大部分が腸でつくられるので、ヨーグルトを食べて腸内環境を整えれば、
十分なセロトニンからメラトニンがつくられ、安眠につながります。
「ヨーグルトは夜に食べるとよい」という情報もあるため、食べるタイミングに迷うかもしれません。
結論としては、いつヨーグルトを食べても問題ありません。
ただし、食べる時間帯によって期待できる効果は異なります。
例えば栄養補給をしたいのなら、朝に食べるのが効果的です。
朝はこれから活動をスタートする時間帯のため、栄養補給に適しているほか、
空腹状態であれば栄養の吸収もよくなります。
腸を整えたいのであれば、夜に食べるのが効果的です。
22~2時は、特に腸の働きが活発になる時間帯と言われています。
夜にヨーグルトを食べると、この腸のゴールデンタイムにヨーグルトの働きが加わります。
しかし寝る直前に食べると、ヨーグルトに含まれる糖質などが体内に蓄積されやすく、
太る可能性が高まるので注意が必要です。
体が消化を優先して眠りの質が低下することもあるため、
就寝2時間前にはヨーグルトを食べ終わるよう意識しましょう。
「朝に食べるヨーグルトを自分でつくりたい!」という人は、
ヨーグルトを手作りできるアイテムを揃えてみては?
ヨーグルトづくりに便利な、BRUNOのおすすめアイテムを紹介します。
ヨーグルトを始はじめ、甘酒やカッテージチーズ、塩麹といった発酵食品を簡単に手作りできるアイテムです。
細かい温度調節や時間調整が手軽な操作で叶います。
本体には500ml~1Lの牛乳パックをそのままセットできるので、
ヨーグルトをつくる際に牛乳を容器に移し替える手間がかからず便利です。
発酵フードメーカー(ヨーグルトメーカー)
価格:6,050円(税込)
よりコンパクトなアイテムでヨーグルトをつくりたい人には、こちらのアイテムがおすすめです。
500mlの牛乳パックを丸ごとセットできる手ごろなサイズ感ながら、
ヨーグルトや甘酒、フルーツビネガーなど、さまざまな発酵食品を簡単な操作で手作りできます。
ナチュラルカラーを基調とした、シンプルでおしゃれなデザインも魅力です。
コンパクト発酵メーカー
価格:7,700円(税込)
朝食をヨーグルトだけにするのは、健康面に悪影響を及ぼす恐れがあります。
ちょっとしたものでもよいので、ヨーグルト以外の食べ物も口にしましょう。
そのほか、ホットヨーグルトにする、同じものを継続して食べるといった工夫をすれば、
ヨーグルトが持つ健康・美容効果を十分に感じられるはず。
ヨーグルトを朝食に正しく取り入れて、健康的な毎日を送りましょう。
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愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
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