少し肌寒くなる季節には温かいおでんが食べたくなるもの。
いつもの具材に加えて変わり種の具材もプラスすれば、より愉しめるはずです。
この記事では、変わり種のおでんの具についてたっぷり紹介します。
さらに、押さえておきたい定番の具や、おでんの地域別の違い、
BRUNOのアイテムでつくる変わり種おでんレシピもピックアップしました。
まずは「ちょっと変わったおいしいおでんが食べたい!」という人におすすめしたい、
おでんの変わり種具材を紹介します。いつものおでんにプラスしてみてください。
おでんのだしとトマトの酸味・甘みは意外とマッチ。
一口食べると、だしとトマトのエキスがジュワッとあふれ、いつもとは違ったおいしさを感じられます。
トマトに切れ目を入れて湯むきし、煮崩れしないように後から入れるのがポイントです。
卵焼きをおでんに入れると、だしがしみ込んで濃厚な味わいのだし巻き卵に早変わり。
おでんのだしを吸うので、卵焼きの味つけは薄めにしておきましょう。
甘くてやわらかいため、子どもにもぴったり。ほかの具材を煮込み終わってから鍋に入れてください。
「餃子巻き」というおでん種があるほど、餃子とおでんは相性抜群です。
水餃子はもちろん、焼き餃子を入れてもおいしく食べられます。
ミニサイズでジューシーなしゅうまいは、おでんのアクセントに。
おでんのトッピングの定番・からしをつけて、ピリ辛な味わいも愉しんでみてください。
餃子やしゅうまいの皮がドロドロになるのを防ぐため、煮込みの終わりごろに入れるのがポイントです。
冷凍のものを使う場合は、入れる前にレンジで加熱しておきましょう。
巾着に角切りのお餅とピザ用チーズ・ソーセージをたっぷり入れて煮込みます。
巾着の中のお餅に火が通ってやわらかくなったら出来上がり。
ウインナーやチーズも入っているので、子どもも親しみやすく喜んで食べてくれるでしょう。
ソース&マヨネーズで食べることが多いたこ焼き。
おでんに入れてだしをしみ込ませて、ほろほろ・トロトロに仕上げて食べるのも絶品です。
たこや卵を材料にし、だし汁に漬けて食べる「明石焼き」と似た味を愉しめます。
おでんのシメとして、最後に入れるのがおすすめです。
葉に厚みのあるキャベツは、たっぷりとだしを吸い込みます。
キャベツで肉だねを包み、ロールキャベツにして煮込んでみましょう。
ロールキャベツはコンソメなどの洋風な味つけが多いですが、和風テイストもおすすめです。
だしの優しい味わいが愉しめ、子ども達も喜んで食べてくれるはず。
おでんにはなかなかない緑色を取り入れることで、見栄えもよくなります。
「おでんといえばこれ!」といった定番具材を愉しみたい人もいるでしょう。
変わり種の箸休めにぴったりな、人気の定番具材を紹介します。
大根はおでんの中でも最初に思いつく具材の一つです。
だしをしっかり吸うため、おでんはもちろん煮物料理全般に欠かせません。
大根はやわらかくなるまでに時間がかかるので、おでんに入れて煮込む前に圧力鍋で先に調理しておくと時短に。
以下のように、米のとぎ汁を使って下準備をすると、おいしさがよりアップします。
<下準備の手順>
だしがたっぷりがしみたアツアツの煮卵は絶品。
程よい歯応えや、からしとの相性のよさが特長で、おでんの中でも人気の具材です。
序盤に鍋に入れておくことで、だしがよくしみ込みます。
だしがしみ込んだ、やわらかくてふわふわのはんぺんは、子どもにもお年寄りにも人気の具材です。
色の変化や煮崩れが起こりやすいので、出来上がる直前に鍋に入れましょう。
幅広い世代から好まれるさつま揚げは、だしと相性のよい定番具材の一つ。
煮込み全体の半ばくらいに鍋に入れます。
さつま揚げの油がだしを濁す可能性があるため、油抜きをしてから入れるのがポイントです。
味がしっかりした具材がほしいときに選んでみてはいかがでしょうか。
結びこんぶは、だしもとれる上に見た目もよく、おでんの具材にぴったりです。
噛み応えがあるので、やわらかい具材が多いおでんのアクセントになるでしょう。
30分ほど水で戻してから鍋に加えてください。
ここからは、おでんの具材としておすすめの野菜を紹介します。
彩りもよく栄養も摂れる野菜をいつものおでんに追加してみませんか?
にんじんの甘みはだしとの相性がよく、おでんにぴったり。
色が鮮やかで、おでんに入れると見た目が華やかになります。
具材自体は硬いため、あらかじめ煮込んでからおでんに入れるのがポイントです。
大根と同じように切れ目を入れると、味がしみ込みやすくなりますよ。
だしでじっくり煮込んだキャベツはやわらかく、芯までおいしく食べられます。
口に入れたときのトロトロの食感はくせになる味わいです。
テレビでタレントが話したことから話題に上がっている、おでんと玉ねぎの組み合わせ。
皮をむいてへたを落とした玉ねぎを1時間蒸してからだしに一晩漬けこみ、翌日にほかの具材とともに煮込みます。
時間がないときは、だしで1時間煮込むだけでもかまいません。
玉ねぎの甘みが引き出され、おでんのだしのうま味とマッチします。
ねっとりとした独特の食感で煮物料理でも人気の里芋は、おでんの具にもぴったりです。
おでんに入れる際は、事前に塩もみや下茹でをしてぬめりを減らしておきましょう。
煮込みの序盤に投入しておくと、だしがよくしみておいしく仕上がります。
続いて、お肉のおすすめ具材を紹介します。
食べ応えのあるお肉は、食べ盛りの子どもがいるご家庭にもぴったりです。
鶏手羽はいくら火を通してもパサつかず、やわらかくて食べやすい具材です。
鶏肉のうま味がたっぷり出るので、ほかの具材のおいしさがアップ。
食べ応えがあってお腹を満たせるので、少し物足りなさを感じている人にも喜ばれるでしょう。
煮込む際は、お湯で下茹でをした後、よく洗ってから鍋に入れてください。
子どもから大人まで人気のソーセージは、だしとの相性も抜群。
最近では、市販されているおでんセットの中に入っていることもあるほどです。
ソーセージから出るうま味が、おでん全体のおいしさを引き立てます。
牛すじは、とろみのある食感や脂身からしみ出すうま味とだしの相性のよさが魅力の具材です。
おでんに入れる際は、アクや脂分を抜くための下ごしらえが必要。
10分ほど茹でたら、流水で洗って再び1時間ほど茹で、食べやすくカットしたものか串に刺したものを投入します。
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煮込むことでベーコンの油が出て、だしとよく絡み合います。
ベーコンのうま味がしみ出し、洋風の味わいを愉しめるでしょう。
おでんは地域によってだしや入れる具材に違いがあります。
ここでは、東日本と西日本のおでんの違いと、地域ごとの変わり種具材を紹介します。
地域ごとの大きな違いはだしの色の濃さです。
東日本はだしに醤油、みりん、砂糖でしっかりと味つけをしますが、
西日本はだしそのものをしっかりとり、味つけは薄口醤油と少しの調味料だけ。
そのため、東日本のだしの色は濃いめ、西日本は透明に近いほど薄めと見た目が異なります。
東日本は練り物の具材が多く、西日本は種類豊富に具材を入れるのが主流です。
地域ごとの変わり種具材を一覧にしてみました。
北海道、 |
タケノコ、フキ、ワラビなどの山菜 ホタテ、つぶ貝など貝類 |
|
関東地方 |
ちくわぶ、すり身などの練り物 |
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中部地方 |
静岡おでん |
黒はんぺんやなると巻き、豚もつなどを串に刺したもの |
金沢おでん |
車麩や赤巻き |
|
名古屋おでん |
焼き豆腐や角麩 |
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関西地方 |
たこあし、平天、牛すじ |
|
中国・四国地方 |
じゃこ天、里芋、鶏手羽、春菊、じゃがいもなど |
|
九州・沖縄地方 |
餃子巻き、竜眼、ロールキャベツ、餅巾着、スペアリブ、豚足など |
最後に、変わり種おでんのおすすめレシピを紹介します。
BRUNOアイテムを使って手軽につくれるので、調理の手間がかかりません。
色鮮やかなトマトが入った「ごろごろトマトの洋風おでん」です。
トマトは湯むきをすることで、コンソメスープがしみ込みやすくなります。
おでんに入れる具材それぞれの下準備を済ませたら、火が通りにくいものから時間差で煮込んでいきましょう。
お好みで粒マスタードをつけて食べるのもおすすめです。
ホットプレートグランデサイズを使って調理すれば、たくさんの具材を入れて調理できるだけではなく、
そのまま食卓に並べられるのでテーブルが華やかになります。
おおよそ4~5人分の調理が可能なので、大人数でおでんを愉しみたいときにぴったりです。
「ごろごろトマトの洋風おでん」の詳しいレシピはこちら
「やわらかたこのおでん煮」は、下準備をした具材をマルチ圧力クッカーへ入れ、
「カレーボタン」を押すだけで完成する簡単料理です。
マルチ圧力クッカーなら、長時間の煮込みや火の調整が不要。
また、具材の中までだしがしみ込むので、やわらかなおでんが愉しめます。
スイッチを押した後はほったらかしで完成するので、ほかの家事や料理に時間を使えるのも嬉しいポイントです。
保温機能付きで、いつでも温かいおでんが食べられますよ。
「やわらかたこのおでん煮」のレシピはこちら
おでんの変わり種はたくさんあり、どれもだしとの相性がぴったりです。
普段の定番具材とあわせて食卓に出せば、鍋を囲む家族や友人との会話も弾み、愉しい食卓になるはず。
自分が住む地域以外の変わり種具材を入れ、一風変わったおでんにするのも愉しいでしょう。
BRUNOのレシピも参考にしながら、オリジナルのおでんをつくってみてください。
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BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
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