ハンドミキサーは、泡立て器を使うと時間がかかる工程を、手早くキメ細かく仕上げられるアイテムです。
付属のアタッチメントや速度調節機能などについて詳しく知らないまま使っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ハンドミキサーでできることや泡立て器との違い、基本・調理別の使い方、
ハンドミキサーを使う際のコツなどを解説します。
ハンドミキサーは電気の力によって、調理を手早く行えるアイテムです。
まずはハンドミキサーの意味と泡立て器との違いを見ていきましょう。
ハンドミキサーとは、生クリームやメレンゲなどの泡立て・かき混ぜが楽にできる家電のことです。
電気の力を使うので、泡立て器よりも早く楽に作業ができます。
速度調節ができる機種であれば、より理想の仕上がりが叶うでしょう。
付属しているアタッチメントによって、泡立て・かき混ぜ以外に、こねる・刻むといった調理も可能です。
泡立て器は生クリームやメレンゲなどを均一に混ぜ合わせたり、泡立てたりできる道具です。
泡立て器とハンドミキサーのどちらも混ぜたり泡立てたりができる道具ですが、
かかる時間・仕上がりの状態が違います。
ハンドミキサーの方が手早く作業でき、仕上がりの状態を調整しやすいのが特長。
またハンドミキサーの場合は、アタッチメントを付け替えると、できる作業の幅が広がり便利です。
ここからは、基本のハンドミキサーの使い方をチェック。
ハンドミキサーは便利なアイテムですが、危険な一面もあります。
アタッチメントを取り替える前にコンセントがささっていないかを必ず確認しておきましょう。
誤って電源が入らないように、コンセントをさす前にアタッチメントを付け替えてください。
その際、アタッチメントに汚れがないかも確認しましょう。
アタッチメントが汚れていると、メレンゲやクリームなどが泡立ちにくくなります。
底が浅く小さいボウルだと、ハンドミキサーの混ぜる部分が入らず食材が飛び散る可能性があります。
食材が多すぎてもうまく混ぜられません。
また材料が生クリームや卵白の場合、泡立てると量が大幅に増えることも。
ハンドミキサーを使う時は、深くて大きめのボウルに食材を入れましょう。
ボウルの下に濡らしてしぼった布巾を敷くと、混ぜる時に安定し音も抑えられます。
ハンドミキサーは、低速→中速→高速とスイッチを切り替えながら、円を描くようにまんべんなく動かします。
基本的には低速から動かし始めますが、つくるものや食材によって適した速度が違うケースも。
つくるもの別の推奨速度は後述します。
電源が入ったまま食材からハンドミキサーを離すと、液状のものだと特に周囲に飛び散ってしまいます。
後片づけを楽にするためにも、食材からハンドミキサーを引き上げる前に必ず電源をオフにしましょう。
続いて、調理別の使い方をチェックしておきましょう。
何をつくるかでもハンドミキサーの使い方は異なります。上手につくるには、速度調整がカギです。
卵と砂糖を湯煎にかけて、固まらないよう最初に泡立て器でかき混ぜます。
人肌程度になったら、ボウルを斜めにしてハンドミキサーを入れてください。
スポンジケーキの共立て生地をつくる時は、最初からハンドミキサーを高速にします。
高速で空気を含ませて全体的にボリュームを出し、徐々にキメ細かい生地にするためです。
白くもったりとした生地になったら低速にして、キメが細かくなるまで撹拌します。
メレンゲをつくる時は卵白が入ったボウルを少し傾けて、ハンドミキサーを入れます。
卵白は絡まりやすく泡立ちやすいので、底につける必要がありません。
低速から泡立て始め、徐々に中速から高速にします。
砂糖を加える場合はハンドミキサーの電源をオフにし、再び電源を入れる時も低速→中速→高速と徐々に速度を上げていきます。
ときおり円を描くようにハンドミキサーを動かし、仕上げに低速でキメを整えましょう。
生クリームは液状で特に飛び散りやすいので、大きめのボウルを使ってハンドミキサーを使います。
冷やした生クリームをボウルに入れて低速で泡立て、とろみがついたら中速に。
生クリームは飛び散りやすいので、高速にするのは避けましょう。
生クリームは動物性のものが泡立ちやすく、植物性のものは泡立ちがあまりよくありません。
パン生地の材料を入れて、ハンドミキサーを低速にしてこねます。
円を描きながら低速でこねていくとパン生地が仕上がります。仕上げに手で軽くこねてまとめてください。
次に、ハンドミキサーを使う際のコツについて確認しましょう。
持ち方を工夫し、アタッチメントを使い分けるのがコツです。
一般的なハンドミキサーにはアイロンのような取っ手があり、
モータも付いておりそのまま持つと重さを感じて疲れやすくなります。
疲れずに使うためには、取っ手に手のひらを差し込み本体部分を持つのがポイント。
本体を直接持つことで軽く感じ、直感的に使いやすくなるでしょう。
ハンドミキサーの機種によっては複数のアタッチメントが付いています。
用途によって、アタッチメントの種類を使い分けましょう。
アタッチメントの種類 |
用途 |
ビーター |
クッキーやスポンジケーキ、タルトなどの硬い生地を混ぜたり、生クリームを泡立てたりなど幅広く使える |
バルーンウィスク(ワイヤーの本数が多いもの) |
生クリーム、卵白などを泡立てる |
ニーダー |
パン生地をこねる |
BRUNOのマルチスティックブレンダーなら混ぜる・泡立てる以外にも、食材を刻む・つぶす・砕くといった調理が可能。
片手で楽に持てるスリムな形状もおすすめポイントです。
BRUNOのマルチスティックブレンダーは、1台で5役をこなす優れもの。
専用のアタッチメントを付け替えれば「混ぜる・泡立てる・つぶす・刻む・砕く」ことが可能です。
先端に付いている刃で食材や氷を砕けるので、離乳食づくりやディップ、スムージー、
食材の下ごしらえなどのさまざまな調理ができ、メニューの幅が広がります。
レシピに合わせて専用のアタッチメントを付け替えましょう。
片手調理が可能なスリムでコンパクトな形状をしています。
重量が約570gと軽いのも魅力です。スリムな上に軽量なので作業がしやすく、お手入れがしやすい点も魅力です。
マルチスティックブレンダー
価格:7,150円 (税込)
以下の記事でハンドブレンダーの使い方を紹介しています。
ハンドブレンダーの使い方|できること・選び方のポイントも
ハンドミキサーはアタッチメントと速度調節を駆使すると、生クリームやメレンゲなどが上手につくれます。
使う前にアタッチメントを取り付ける際は、
安全面を考慮して必ずコンセントがささっていない状態で行ってください。
調理別の使い方や使う際のコツをおさえてハンドミキサーを上手に使い、料理をもっと愉しみましょう。
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BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。