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イタリアンシェフ・加藤の思い出の味〜賄い「ニョッキ」編〜

2022.04.27
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日本でシェフになってからイタリアに行こう!と決めて1995年3月、30歳でイタリアに渡りました。

修行先のスタッフは、とにかくおしゃべりが大好きでしたが、

仕事に対してのONとOFFがハッキリしていたのには驚きました。

今回は、共に働いたスタッフのことや、賄い料理についてご紹介したいと思います。




行先は、ローマの中心街からバスで30~40分(結構なスピードでした)。

日本人は居ない、塀の外の小さな街のメインストリートにある『チェレスティーナ』というローマ料理のレストラン。

驚いたのは、隣も向かいも斜め向かいも後ろもレストランだらけ。。

それぞれのレストランに特徴があるので、お客様は、その日の気分で使い分けているようでした。


レストラン隣のカフェにはいつもたくさんの人が、歩道に置かれたテーブルに椅子を置いて

カードやボードゲームで楽しんでいました。


この街にあるスーパーマーケットや床屋に銀行、美味しいレストランの情報をカフェで教えて貰っているいるうちに、

街を歩いていると「チャオ!カット(イタリアでの呼び名)」と声をかけられるようになりました。

単語でしか話せないので、身振り手振りのジェスチャーをしていたのがウケていたみたいでした。



木曜日の人気メニュー「ニョッキ」

ニョッキ3.jpg


『チェレスティーナ』の伝統的な曜日毎のローマ料理は定番の人気メニューでした。

火曜日は【ひよこ豆とパスタのスープ】水曜日は【牛テールのトマト煮込み】

木曜日は【ニョッキ】土曜日は【トリッパの煮込み】日曜日は家族で教会。僕の担当は木曜日【ニョッキ】でした。


ニョッキ1.jpg


ニョッキ2.jpg


茹でたジャガイモを練り上げた生地を、フォークで成型してつくります。

生地をテーブルの中央に置いて2~3人で成型するのですが、

終わりに近づき、誰かが歌いだすとみんなも歌い始めるなんてことがよくありました。


僕の大好きなソースはフレッシュトマトを煮詰めた甘酸っぱいトマトソース。

トマトが美味しい季節はSentoBeneでもメニューに取り入れています。



修行先の人気メニュー。

みなさんもぜひ、チャレンジしてみてください。

次回は、同僚がつくってくれた思い出の味について。メニューの簡単なレシピも紹介します。

ぜひお楽しみに。

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BRUNO

愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。

愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。

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