揚げ物を失敗なく仕上げるには、やり方のコツを押さえるのがポイント。
必要な道具を準備し、下処理や温度調節などを適切に行うことで、家でも揚げたてのおいしい揚げ物を食べられます。
今回は揚げ物のやり方のコツや必要な道具、油の処理方法を解説するとともに、便利なBRUNOのアイテムも紹介します。
基本の揚げ物のやり方は以下の4ステップです。
①素材に合った下処理をする
・大きい素材には切れ目を入れて揚がりやすくする
・破裂する可能性があるものにはあらかじめ穴を開けておく
・魚介類や肉類は塩を振り余計な水気を出しておく
②衣を用意して素材につける
・フライや天ぷらには衣が必要
③加熱した油に、②を入れて揚げる
④揚がったら網などに取り、油をきる
次に、揚げ物を上手に仕上げるコツを解説します。
下処理から揚げた後までのコツを押さえれば、サクッとおいしい揚げ物をおうちで味わえますよ。
素材から出た水分や下処理でついた水分をしっかりきってから揚げます。
水分が残っていると、水気が出てしまいベチャっとした仕上がりになってしまうためです。
また、水気をしっかり取ることで、油ハネも防げます。
多くの揚げ物は170〜180度で揚げるのが基本です。
温度が下がった油で揚げると衣が油を吸ってベチャベチャに。
逆に温度が高すぎると、まわりはよい色に揚がっても中が生焼けになることがあります。
多めの油で揚げることで揚げムラが少なくなるので、特に初心者の人はたっぷりの油を使いましょう。
少なくとも鍋底から3cmほどの高さまで油を入れるのがポイントです。
多めの油で少量ずつ揚げれば、油の温度を一定に保ててカラッと仕上がります。
少ない油でたくさんの食材を大量に揚げると、
油の温度が下がる原因に。冷凍食品は特に油の温度が下がりやすいため、入れすぎないようにしましょう。
一度に入れる食材は、鍋の面積1/2程度に留めるのがポイントです。
揚がった食材は網などにのせてしっかり油をきりましょう。
油きりをしないと、揚げ物そのものについた油を吸ってベチャっとしてしまいます。
なお、油の温度が下がることで油のきれが悪くなるため、
食材を取り出し終わるまでは火を止めないのも重要なポイントです。
肉・魚の唐揚げやフライドポテトなどは、
二度揚げをすることで表面がサクっと中はジューシーにおいしく仕上がります。
一度目は低温で揚げて取り出し、余熱で火を通してから、二度目は高温かつ短い時間で揚げましょう。
次に、揚げ物をする際に便利な道具を見ていきましょう。
専用鍋・箸・バットなどを用意しておけば調理しやすく、作業をスムーズに行えます。
揚げ物には深さのある揚げ鍋がおすすめです。
深い方が油がハネにくいので、揚げ鍋がない場合は深めのフライパンや鍋を選ぶとよいでしょう。
一度に大量に揚げるなら、面積が広いものを選んでください。温度が下がりにくくきれいに揚がります。
揚げ物には30cmほどの長さの菜箸を使うのがおすすめ。
高温の油の中に食材を入れたり、中から取り出したりするときは、箸に長さがあると安全だからです。
竹製のものなら、菜箸の先を油に入れることで温度の確認もできます。
ステンレス製は箸の劣化を防げて長く使えますよ。
バットは下処理や衣をつけるときに使うので、いくつか持っておくと便利です。
使う順番にバットを並べておくと作業がスムーズに進みます。
網は脚付きで高さがあるものであれば、油きりがしやすいでしょう。
油の再利用や処理方法を知り、揚げ物を献立に取り入れていきましょう。
油処理のやり方がわからないと、揚げ物調理のハードルが上がってしまいます。
状態によりますが、油は基本的には何度か使え、処理する場合も特段難しくありません。
揚げ油の使用回数は3〜4回が目安です。
ただし、油の種類や揚げる食材、使い始めからの時間によって目安が変わるので注意しましょう。
油を汚しにくい食材から揚げ、さし油をしながら使うのがポイントです。
<おすすめの順番>
素揚げ→天ぷら→フライ→唐揚げなど下味をつけたもの
※野菜より肉・魚の方が油が汚れやすい
揚げ物をした後の油は、空気や光の接触で酸化しやすくなります。
酸化した油は風味が落ちるだけではなく、健康被害につながる可能性も。
一度使った油は未使用のものに比べて傷みが進みます。
炒め物のときに使うなどして、早めに使いきりましょう。
<油の保存方法>
不要になった油は処理が必要です。
そのまま油を排水口に流してしまうと、配水管がつまったり川や海に悪影響を与えたりします。
<油の捨て方>
以下いずれかの方法を取り、燃えるゴミとして破棄しましょう。
方法1.:ビニール袋や牛乳パックにペーパータオルや新聞紙、古布を入れ、そこに油を染み込ませる
方法2.:市販の凝固剤を使って固める
方法3.:油が熱いうちに片栗粉を入れて混ぜて固める
BRUNOおすすめアイテム
ホーローオイルポット
価格:5,060円 (税込)
見た目がおしゃれな調理道具を使えば、揚げ物をより愉しめるはず。
BRUNOには揚げ物調理にぴったりなアイテムがそろっています。
最初におすすめするのが、富士ホーローとのコラボシリーズ「ホーロー天ぷら鍋」です。
熱伝導のよい鉄製で温度上昇が速いのが特長です。
ホーローの表面はガラス製で、臭いや汚れがつきにくくお手入れが簡単。
温度管理が重要な揚げ物に便利な温度計が付いていて、
これから揚げ物に挑戦したいと考えている人にもおすすめです。
オイルガードが油ハネを防ぎ、キッチン汚れを抑えられます。
また、ガス火・IH調理器の両方に対応している点も使い勝手がよいポイントです。
持ちやすいハンドル付きで持ち運びが楽なので、アウトドアやカセットコンロを使って食卓で調理するときなどにも重宝するでしょう。
2〜3人分の揚げ物にも便利なサイズ感。
そして、優しい色合いにゴールドのふちがかわいくキッチンを彩ります。
グレージュ、ブルーグリーンの2カラー展開なので、自宅のキッチンになじむ色を選んでみてくださいね。
ホーロー天ぷら鍋 20cm
価格:5,500円 (税込)
次におすすめなのが「マルチグリルポット」です。
1台で何役もこなす優れもの。デザイン性にも優れていて、食卓にそのまま出せるのも嬉しいポイントです。
「マルチグリルポット」は、1台で煮る・焼く・蒸す・揚げる・炊くといった5つの調理をこなせます。
電気鍋として使うのはもちろん、鍋の部分は直火・IH調理器にも対応。
キッチン調理のほか、食卓では電気にセットしてアツアツを愉しむのもおすすめです。
揚げ物調理に使うときは、付属の揚げ物カバーをつければ油ハネを防げます。
最大240度まで調整ができるので、料理に合った温度で調理できますよ。
重厚感のあるフタ裏の突起がおいしく仕上がる秘密。
突起が食材の蒸気を鍋の中で循環させ、うまみを逃さず調理します。
素材のおいしさが活きた仕上がりになりますよ。
マルチグリルポット
価格:17,600円 (税込)
揚げ物はもちろん、さまざまな料理に役立つグリル鍋はこちらの記事をチェック!
おすすめのグリル鍋とは?選び方やレシピを紹介。一人暮らし用にも!
揚げ物はやり方が難しいと思われがちですが、ちょっとしたコツを知っていれば失敗せずにつくれます。
また、便利な道具をそろえることで、準備から片付けまでをスムーズに進められるはず。
ぜひ本記事で紹介したBRUNOアイテムを取り入れて、おうちでおいしい揚げ物を愉しみましょう。
ABOUT WRITER
BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。