たっぷりの具材が入った豚汁は栄養満点で食べ応えも抜群ですが、つい味つけがマンネリ化しがちです。
隠し味を加えてより深みのある味に仕上げ、いつもと違う豚汁を愉しんではいかがでしょうか。
今回は、コクうま&絶品の豚汁に仕上がる隠し味とおすすめの具材、
豚汁をおいしくつくるコツや簡単レシピを紹介します。
まずは、豚汁におすすめの隠し味を9種類紹介します。
素材の味を十分に感じられる豚汁も、隠し味を入れれば新たな発見があるかもしれません。
入れるタイミングや量も参考にしてみてください。
ごま油を入れると、具材全体に風味がついて香ばしく仕上がります。
具材を炒めるときに使うほか、
食べる直前にごま油を少量垂らしてすりごまを加えると、風味が広がりますよ。
にんにくを入れると独特の香りが広がり、風味やコクを生み出します。
香ばしさを出すために、具材を入れる前に炒めるのがコツ。
ガツンとした食べ応えのある味に変化します。
生姜を加えると、ピリッとした刺激とさわやかな香りが愉しめます。
刻んで加えれば、シャキシャキした食感がアクセントに。
加熱をしすぎると風味がなくなるので、仕上げに加えるのがベストです。
醤油を豚汁に入れて煮込むと、コクや風味が増します。
味噌との相性がよいのに加え、肉や野菜の味を引き立ててくれる優れものです。
入れる量は、4人前の分量に対して大さじ1杯程度が目安。
入れすぎるとしょっぱくなるので注意してください。
みりんを入れると甘味と香りが追加されます。
加熱しすぎると風味がなくなるため、味噌を加えた後に入れるとよいでしょう。
4人前の分量に対し、大さじ1杯を目安に入れてみてください。
砂糖を入れると甘味が追加され、コクのあるおいしさになります。
煮込むタイミングで、4人前の分量に対して大さじ1.5杯を目安に入れましょう。
砂糖はお肉と相性がよいだけではなく、野菜のうま味や甘味も引き出す魅力的な調味料です。
オイスターソースには牡蠣のうま味が凝縮されていて、豚汁に入れることで甘味とコクが増します。
入れる量は、4人分の分量に対して大さじ2杯が目安。
もやしなど、中華風の味つけが合う具材と好相性です。
バターを入れると、コクと深みのある濃厚な豚汁に仕上がります。
特に味噌とバターの相性は抜群。
器に取り分けた後、仕上げにバターを小さじ1杯ほど溶かしましょう。
入れすぎると脂っぽくなるので、適度な量がおすすめです。
豆板醤は辛味と塩味が、コチュジャンは辛味と甘味がある調味料です。
いずれも、豚汁に辛さのアクセントを加えます。
味が濃くなりすぎないよう、味噌の量を減らした上で入れるのがポイントです。
続いて、定番の具材に加えて、豚汁に入れるとおいしいおすすめの具材を紹介します。
身近な食材ばかりですので、ぜひ試してみてください。
豚汁の定番具材は根菜類がメインです。
<定番具材>
ただし、入れる具材に決まりはなく、地域や家庭によって異なる場合もあります。
玉ねぎを加えると甘味や食感が増しておいしく仕上がります。
縦半分に切り、1cm幅にスライスして入れましょう。
きのこは味は淡白ながら、うま味成分が多く含まれる食材の一つです。
グルタミン酸が豊富で、豚肉と合わせることでよりおいしさが増します。
好きなきのこを食べやすい大きさにして入れてみてはいかがでしょうか。
里芋やじゃがいも、さつまいもなどを入れると、ほっくりとした甘味や食べ応えがプラスされます。
満腹感にもつながるので、物足りないときにもおすすめです。
半月切りや四つ切りなど、食べやすい形に切って入れましょう。
豚肉と一緒に炒めれば、脂とうま味がもやしに染み込んで、よりおいしく仕上がります。
もやしのみずみずしさは豚汁のコクと好相性です。
次に、豚汁をおいしくつくるコツを5つ紹介します。
さまざまな具材が入った豚汁は、ちょっと工夫するだけで今よりおいしくつくれます。
見た目の美しさや時短調理にもつながり、一石三鳥です。
まずは豚汁の基本の作り方をおさらいします。
<材料>(4~5人分)
豚バラ肉(薄切り)...150g
里芋...3個
玉ねぎ...1個
大根...5cm
にんじん...1/2本
ごぼう...1/3本
こんにゃく...1/3枚
水...600~800cc
サラダ油...大さじ1杯
味噌...大さじ2~3杯
だしの素...小さじ1杯
<下準備>
大根・にんじん:いちょう切りにする。
ごぼう:ささがきにする。
里芋:一口大にカットする。
豚バラ肉:3センチ幅にカットしておく。
こんにゃく:一口大にちぎり、沸騰したお湯で2〜3分茹で臭みを取っておく。
<作り方>
こんにゃくを手でちぎって断面の表面積を大きくすれば、味が染み込みやすくなります。
スプーンですくうようにちぎるのもよいでしょう。
野菜をしっかり炒めると、野菜の香りを引き出しつつうま味を閉じ込められます。
また、火が通りやすくなるため、煮込み時間短縮や煮崩れ防止にも効果的です。
少量の水を使ってフタをして野菜を蒸すと、以下のようなメリットがあります。
<蒸し方の手順>
野菜の上にのせた肉もふっくらとやわらかく仕上がりますよ。
味噌は一度に全部入れるのではなく、2回に分けて入れましょう。
1回目は具材に味をつけるために入れ、2回目は風味づけのために入れます。
具材に染み込んだ味と、飲んだときに感じる味噌の風味の両方を愉しめます。
味噌が溶けたら沸騰直前で火を止め、しばらく常温で冷まします。
冷める過程で具材に味がなじみ、味わい深い豚汁が完成するでしょう。
次に、BRUNOのマルチ圧力クッカーを使った豚汁レシピを2つ紹介します。
豚汁を存分に愉しむなら、BRUNOのマルチ圧力クッカーがおすすめ。
食材を入れてワンタッチで調理できるほか、火加減が不要なので、鍋につきっきりになる必要がありません。
一口大にカットしたかぼちゃが入った、食べ応え抜群の豚汁です。
うま味成分を含んだきのこと豚肉の組み合わせで、だしがなくてもコクうま豚汁ができます。
BRUNOのマルチ圧力クッカーの圧力で、ほっこりしたかぼちゃの優しい味わいを愉しめるでしょう。
「かぼちゃときのこの具だくさん豚汁」の詳しいレシピはこちら
豚バラ肉を丸ごと調理した豚汁です。
とろとろの豚バラはみんなで分けても、一人で豪快に食べてもよいでしょう。
マルチ圧力クッカーを使った加圧調理で、お肉も根菜もとろとろに仕上がります。
「豪快!丸ごと豚のとろとろ豚汁」の詳しいレシピはこちら
具材のおいしさが溶け込んだ豚汁は、おいしくて栄養も満点です。
にんじんやごぼう、大根などの定番具材以外にも、豚汁をおいしくする具材が豊富にあります。
さらに隠し味をプラスすればコクやうま味が加わって、まるでプロがつくったような味に近づけるでしょう。
マルチ圧力クッカーで時短調理しつつ、隠し味を入れていろいろな豚汁を愉しんでください。
ABOUT WRITER
BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。