コーヒー豆を購入したものの、どうしたら味を保ったまま保存できるのかわからない人もいるのではないでしょうか。
実はコーヒーは生鮮食品と同じで鮮度が大切な飲み物です。
この記事では、コーヒー豆を劣化させないコツや鮮度を維持する保存方法、
保存容器の選び方、BRUNOおすすめのコーヒーメーカーなどを紹介します。
コーヒーの鮮度を保ちつつおいしく飲むためには、焙煎直後の豆を購入するのがポイント。
消費可能な量だけを購入することも大切です。
コーヒー豆を購入する際に押さえておくべきポイントを紹介します。
コーヒー豆は、豆の状態で購入すると長く保存できます。
挽いて粉にした状態では空気に触れる面積が増えるので酸化が早まるためです。
コーヒーをおいしく飲める保存期間の目安は以下のとおりです。
コーヒー豆の状態 |
保存期間の目安 |
豆(未開封) |
約1ヵ月~1年 |
豆(開封済み) |
1ヵ月以内 |
コーヒー豆を購入するときは、パッケージに記載されている賞味期限を見るか、
コーヒーを扱っているお店のバリスタに保存期間を確認しましょう。
コーヒーはデリケートな食品です。焙煎直後から鮮度と味が少しずつ落ちていきます。
購入するときは、なるべく焙煎後すぐのコーヒー豆を選ぶのがおすすめです。
コーヒーは鮮度が落ちやすい食品。
何度も買いに行かなくて済むようにコーヒーを大量にストックしていると、
おいしく飲める期間が過ぎてしまうかもしれません。
おいしく飲める2週間程度で消費できる量のコーヒー豆を購入しましょう。
コーヒー豆は乾燥しているように見えるため、長期間の保存が可能に思えるかもしれません。
しかし意外にデリケートで鮮度が重要です。
コーヒー豆本来の味を愉しむために、劣化させない保存のコツを見ていきましょう。
紫外線にあたると温度が上がってコーヒー豆が劣化してしまいます。
紫外線は日光だけではなく、家庭で使われている蛍光灯などの光からも出ているので、
屋内でも注意が必要です。
光のあたらない場所で保存したり、遮光性のある保存容器に入れたりして、
紫外線があたらないよう工夫しましょう。
コーヒー豆は、温度が高くなると化学反応を起こして酸化するため、
15度以下の涼しい場所での保存が適しています。
夏のような気温が高い日は、冷蔵庫や冷凍庫での保存がおすすめです。
ただし冷凍庫で保存する場合は注意が必要です。
冷凍庫から出すと、温度変化によって結露が発生し、コーヒー豆が湿気を含んでしまいます。
冷凍庫に保存しているコーヒー豆を使う場合は、
一旦冷蔵庫に移動させて自然解凍してから淹れるのがポイントです。
湿度が高いとコーヒー豆の酸化が進んで風味が落ち、長持ちしません。
実はコーヒー豆には小さな穴が空いていて、湿度が高いと穴が水分を吸着して水滴が付着しやすくなってしまうもの。
水分は酸素とくっつきやすい性質を持っているため、酸化が早まってしまいます。
また湿度が高い場所に長い間保存すると、カビが発生する可能性も。
コーヒー豆が湿気を吸わないよう、湿度が低い場所で保管しましょう。
コーヒー豆が空気に触れると、徐々に酸化して風味が落ちます。
豆の種類や状態によっては、酸味や雑味、えぐみが出ることも。
できるだけコーヒー豆に空気が触れないように、密閉性の高い保存容器や乾燥剤を使用するのがポイントです。
しっかりと空気を抜いて保存しましょう。
コーヒー豆の鮮度を維持するには保存環境が大切です。
期間別の保存方法を紹介するので、普段のスタイルに合う環境を確認してみてください。
コーヒー豆を空気に触れないようにし、
さらに乾燥剤を保存容器に入れている場合は常温保存でも問題ありません。飲みきる目安は1週間以内です。
ただし、室温が16度以上・湿気が高いなどの環境によっては劣化が早まるため、
日のあたらない涼しい場所に保存してください。
コーヒー豆を購入して1週間で飲みきれない場合は、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫のドア付近は温度変化が大きいため、コーヒー豆の劣化につながりやすく保存には向きません。
飲みきるのに2週間程度かかる場合は、温度変化が小さい冷蔵庫の奥の方に保存しましょう。
2週間で飲みきれない量であれば、1回分ずつ小分けにしてから冷凍庫で保存します。
全量を1つの容器に入れて保存すると、使うたびに出し入れするため温度変化によって結露が発生し、
鮮度が落ちてしまいます。
冷凍庫から取り出して飲むときは飲む分だけを冷蔵庫に移動させ、約30分〜1時間掛けて解凍します。
さらに冷蔵庫から出して約30分待ち、常温に戻してから飲んでください。
少しずつ解凍するので、コーヒー豆の風味が保ちやすくなります。
コーヒー粉もコーヒー豆と同じく空気に触れないようにして、光や湿気、高温を避けて保存容器に保存します。
コーヒー粉は豆の状態よりも空気に触れる表面積が多く劣化が進みやすいもの。
チャック付きのポリ袋に入れてから空気をしっかり抜いて保存しましょう。
コーヒー粉の保存期間の目安は以下のとおりです。
コーヒー粉の状態 |
保存期間目安 |
粉(未開封) |
約2週間 |
粉(開封済み) |
2〜10日以内 |
コーヒー豆の大敵である空気や紫外線、湿気を防ぐために保存容器にも注目してみましょう。
コーヒー豆の保存容器の選び方を紹介します。
密閉性・遮光性がある保存容器ならコーヒー豆の大敵である空気、光を避けられます。
密閉性が高いと酸化を防止でき、遮光性が高いと光を通さないため紫外線による劣化を防げます。
さらに湿気対策として乾燥剤を入れるのもおすすめです。
ガラスやステンレスはコーヒー豆の鮮度を保ちやすい素材です。それぞれの特徴は以下のとおり。
保存容器の素材 |
特徴 |
気を付けるポイント |
ガラス |
・密閉性が高く、空気や水分を通さない ・ニオイを通しにくい |
・光を通すため、暗所に保存する ・割れる可能性があるため、高い場所に置かないようにする |
ステンレス |
・遮光性が高い ・汚れにくく丈夫 |
・金属特有のニオイが移る可能性があるので、コーヒー豆を直接入れずに保存袋に入れてから保存する |
100均やホームセンターなどにおしゃれでかわいいデザインの保存容器があるので、
お買い物の際にチェックしてみてください。
家庭でコーヒーを飲む頻度と購入する頻度に合わせた保存容器を選びましょう。
コーヒー豆は保存容器が小さいと入らず、大きいと空気に触れて酸化しやすくなります。
コーヒー1杯(120ml)に必要な豆の量は約10〜12g。
例えば、朝と夜にコーヒーを飲み、毎週コーヒー豆を購入する人の場合は
約140〜168gのコーヒー豆を保存容器に入れることになります。
そのため、袋ごと入れる可能性を考えて、200〜300gの保存容器を用意すると安心です。
コーヒーをより愉しみたいなら道具にもこだわってみては?
おしゃれでかわいいデザインのアイテムが揃うBRUNOから、
好みのスタイルに合わせて手軽に挽きたてが愉しめるコーヒーメーカーを2つ紹介します。
どちらも機能面も優秀なので、コーヒーメーカーの購入を検討している人は、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーヒー豆と水をセットし、スイッチを入れると手軽に挽きたてコーヒーが味わえる
コンパクトミル付きコーヒーメーカーです。
ドリッパーの内部にミル刃が内蔵されているので、コーヒー粉だけではなく、コーヒー豆でも抽出できます。
豆本来の味が愉しめるよう、ドリップ時はお湯がくまなく降り注ぎ、蒸らしながらコーヒーを抽出します。
メッシュフィルターを採用しているので、ペーパーレスでエコ&経済的。
スッキリとしたフォルムとレトロなデザインがインテリアにもなじみます。
コンパクトミル付きコーヒーメーカー
価格:11,000円 (税込)
電動ミルコーヒーメーカーは、電動ミル、ドリッパー、真空カップが1つにまとまった
充電式のコンパクトなアイテムです。
家庭でもオフィスでも気軽に挽きたてのコーヒーが味わえます。
5段階の調節ダイヤルが付いているので好みの挽き具合に設定できます。
ステンレスメッシュフィルター採用で、エコ&経済的です。
電動ミルコーヒーメーカー
価格:6,380円 (税込)
コーヒーメーカーの使い方|お手入れ方法やおいしく淹れるコツも
コーヒーメーカーでおいしく淹れるコツは?お手入れ方法・おすすめアイテムも
コーヒー豆の鮮度を保つには、空気をしっかり抜いて、紫外線や湿気、高温を避けて保存するのがポイントです。
またコーヒー豆を使いきる期間によって、常温・冷蔵・冷凍と適した保存環境が異なります。
鮮度を維持する保存方法を実践して、コーヒー本来の味わいを愉しみましょう。
ABOUT WRITER
BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。