コーヒーメーカーでおいしくコーヒーを淹れるには、製品の種類やスペック、
コーヒー豆、淹れ方にこだわるのがポイント。
しかし、具体的にどうしたら自宅でも本格的なコーヒーが愉しめるのかわからない人もいるでしょう。
この記事では、コーヒーをよりおいしく淹れるコツやコーヒーメーカーのお手入れ方法、
手軽に本格コーヒーを愉しめるおすすめアイテムを紹介します。
コーヒーをよりおいしく淹れるには、
コーヒーメーカーの種類やスペック・仕様にこだわるのがおすすめです。
コーヒーを飲む時のスタイルに合わせてチェックしてみましょう。
コーヒーメーカーには、主にドリップ式とミル付きのものがあります。
ドリップ式は、あらかじめ挽いてあるコーヒー粉をフィルターに入れてお湯で抽出するタイプで、
粉を入れるだけですぐにコーヒーを飲めます。
ミル付きはコーヒー豆を挽くミルが内臓されているため、
挽きたての本格的なコーヒーが味わえるのが特長です。
そのほか、専用カプセルをセットしてコーヒーを淹れるカプセル式、
エスプレッソを抽出できるエスプレッソマシンなどもあります。
普段コーヒーを飲む際のスタイルや理想のスタイルに合ったコーヒーメーカーを
選ぶとよいでしょう。
ミル付きコーヒーメーカーで挽きたてのおいしさを。選び方やおすすめ商品を紹介
飲む人数、求める味わいなどに合わせてコーヒーメーカーを選びましょう。
コーヒーメーカーの容量は1回分で4〜10杯と幅広く、
コーヒーを淹れる頻度や家族構成に合わせるのがポイント。
そのほか、コーヒーメーカーで使用するフィルターも風味や味わいに関係してきます。
フィルターの主な種類は以下のとおりです。
主なフィルターの種類 |
特徴 |
ペーパーフィルター |
コーヒー豆を濾過する時に油分をカットするので、スッキリとした味わいに。使い捨てができるため、お手入れも簡単。 |
メッシュフィルター |
コーヒー豆の油分がそのまま抽出されるため、コクのある味わいに。お手入れが必要だが、繰り返し使用できるので、経済的&エコ |
上記のほかに、金属製のフィルターなどもあります。
コーヒーに欠かせないコーヒー豆は産地や焙煎の度合い、挽き方の種類が豊富です。
また同じ産地でも焙煎や挽き方で味や香りが変わります。
気分に合わせてコーヒー豆を選んでみてはいかがでしょうか。
コーヒー豆は産地によって味わいが違います。
産地 |
特徴 |
ブラジル |
味のバランスがよく、苦味や雑味が少ない。初めての人でも飲みやすい。 |
コロンビア |
フルーティーな甘み、豊かなコクがある。 |
タンザニア(キリマンジャロ) |
強い酸味とコクで、甘い香りがする。 |
ジャマイカ(ブルーマウンテン) |
ほどよい酸味と苦味、軽やかなコクで、バランスのよい味、調和のとれた味わい。コーヒーの王様と呼ばれている。 |
ハワイ島(コナ) |
やわらかな酸味と滑らかな口当たり、果実のような甘い香りがする |
産地によって異なる味わいを、実際に飲んで試してみてください。
焙煎によってコーヒーの味と香りが決まります。
焙煎とは、収穫した後に乾燥させたコーヒーの生豆を火で炒ることです。
焙煎の種類 |
特徴 |
ライトロースト(浅煎り) |
小麦色。香りやコクが十分ではない。 |
シナモンロースト(浅煎り) |
シナモン色。コーヒー豆の酸味が強く出る煎り方。 |
ミディアムロースト(中煎り) |
茶褐色。酸味が強く、苦味が弱い。 |
ハイロースト(中煎り) |
ミディアムよりもやや深い色合い。浅めのレギュラーコーヒーとして飲まれている。 |
シティロースト(深煎り) |
鮮やかなブラウン色。調和のとれた酸味とコクが特徴。 |
フルシティロースト(深煎り) |
酸味が減り、苦味がより感じられる煎り方。コーヒーの香りを愉しめる。 |
フレンチロースト(深煎り) |
焦茶色。酸味がほぼなくなり、苦味が強い。ミルクやクリームと合わせるコーヒー向き。 |
イタリアンロースト(深煎り) |
ほぼ黒色。重厚な苦味と深いコクを感じられる。エスプレッソやカプチーノで用いられることが多い。 |
コーヒーの挽き方は5種類あり、挽き方によっても味わいや風味、香りが異なります。
挽き方の種類 |
特徴 |
極細挽き |
粉糖のようなパウダー状。渋みや苦味が強めに出る。エスプレッソマシン向き。 |
細挽き |
上白糖とグラニュー糖の中間程度の粒。極細挽きほどではないが、濃いめの味わい。水出しコーヒー向き。 |
中細挽き |
グラニュー糖程度の粒。ペーパードリップやコーヒーメーカーに適している。 |
中挽き |
グラニュー糖とザラメの中間程度の粒。サイフォンやネルドリップなど、時間をかけて抽出する淹れ方に向いている。 |
粗挽き |
ザラメ程度の粒。金属フィルターなどのフィルターの目が粗いもの向き。 |
コーヒーメーカーとコーヒー豆を用意した後は、淹れ方にもこだわりましょう。
キッチンスケールで正しく測ってしっかりと蒸らすことで、おいしいコーヒーを味わえます。
コーヒーの分量はキッチンスケールで測ります。
コーヒーメーカーに付属している軽量スプーンでも測れますが、
豆のままだと間に隙間ができるため、粉とは入る量が違います。
さらに、メーカーごとに容量が違う場合も。
コーヒー1杯分(約140cc)を用意するなら、
キッチンスケールで10〜12gのコーヒー豆(粉)を測って用意しましょう。
コーヒーを抽出する前に粉をしっかりと蒸らすと、
成分が上手く抽出されて、味や香りをより感じられます。
蒸らすとコーヒー粉がふくらみ、含まれているガスが放出されてお湯と粉もなじむため、
コーヒーのおいしい成分が出やすくなります。
コーヒーメーカーで淹れる場合、
スイッチを入れると粉を入れて抽出までノンストップで進むことがほとんど。
蒸らすためには、コーヒーがサーバーに落ち始めたら一旦電源を切るのがポイント。
30秒ほど経ってからスイッチを入れるとおいしく淹れられます。
途中で電源を切れない場合は、
ポットや急須で少量のお湯をかけて蒸らしてからスイッチを入れるとよいでしょう。
なかには、蒸らす機能が付いたコーヒーメーカーもあります。
コーヒーメーカーの使い方|おいしく淹れるコツ&お手入れ方法も
コーヒーメーカーは水垢や黒ずみが付きやすいため、ドリップした後にお手入れを行うことが大切です。
おいしいコーヒーを飲むためにも、コーヒーメーカーを定期的にお手入れしましょう。
コーヒーメーカーを使った後は、水垢や黒ずみ防止のためにお手入れをしましょう。
衛生面においても味を落とさないためにも、お手入れは大切です。
お手入れする際は、必ず本体の温度が下がってから行うこと。
基本のお手入れ方法は以下のとおりです。
<お手入れ方法>
※コーヒーメーカーによってお手入れ方法が異なります。必ず取り扱い説明書を確認してから行いましょう。
コーヒーメーカーは電化製品なので、本体が濡れないように気を付けてお手入れしてください。
ミルは水洗いをするとサビの原因になるため、ブラッシングと拭き掃除でお手入れします。
お手入れをするときは刃が危険なため、必ず電源を切ってから行ってください。
ミル刃に粉がつまらないように細かい部分もブラッシングして拭き取ります。
自宅や外出先で手軽にコーヒーを飲みたいならBRUNOのコーヒーメーカーはいかが?
スイッチ一つで全自動でコーヒーが淹れられるものと、
いつでもどこでも手軽に本格コーヒーが愉しめるものを紹介します。
コーヒー豆と水をセットし、スイッチを入れるだけで
全自動でコーヒーができるコンパクトミル付きコーヒーメーカーです。
蒸らしながらコーヒーを抽出するので、コーヒー豆本来の味わいが愉しめます。
フィルターは何度も繰り返し使えるメッシュフィルターを採用。
レトロでおしゃれな本体は、コンパクトな設計でインテリアにもなじみます。
コンパクトミル付きコーヒーメーカー
価格:11,000円 (税込)
電動ミルとドリッパー、真空カップが付いた電動ミルコーヒーメーカーです。
コーヒー豆の挽き具合を5段階で調節できます。
ステンレスメッシュフィルターで、繰り返しコーヒー豆を濾過することも可能。
充電式かつコンパクトなので、オフィスや外出先でも気軽に本格コーヒーを愉しめるアイテムです。
電動ミルコーヒーメーカー
価格:6,380円 (税込)
コーヒーメーカーでおいしくコーヒーを淹れるには、
製品の機能やスペック・仕様やコーヒー豆、淹れ方にこだわるのがポイントです。
特にコーヒー豆は種類や焙煎、挽き方で大きく味わいが変化します。
コーヒーメーカーでひと手間かけて淹れるだけでも本格的な味わいに。
おいしく淹れるコツを押さえて、本格的なコーヒーを手軽に愉しんでください。
ABOUT WRITER
BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。