作り置きの冷凍食品は、忙しい毎日の食事の準備を助けてくれるメニューです。
そのまま冷凍庫に保存してしまいがちな食パンは、
時間のあるときにひと手間加えておくだけで、満足するおいしい朝ごはんに。
そこで今回は、作り置き冷凍の基本や注意点、簡単に作れるレシピを紹介します。
冷凍したあともおいしく食べるためには、冷凍前の準備や食材選びが重要です。
ここでは、冷凍保存の基本や冷凍に向かない食材を紹介します。
今までなんとなく冷凍していた方は、これからの冷凍方法に役立ててください。
食材は空気に触れると、酸化と乾燥を引き起こしてしまい、いわゆる冷凍焼けの状態になります。
この冷凍焼けを防ぐためには空気を一気にシャットアウトするのがポイント。
例えば、スーパーで買ってきたパックのままでは空気に触れてしまうので、
ラップでぴったり包んでから保存し、冷凍焼けを防ぎましょう。
作り置き冷凍に向かない食材は、こんにゃく、白滝、豆腐、ジャガイモ、レタス、きゅうりなどです。
共通点は、水分や繊維が多い食材であること。
これらの食材は冷凍をすると、ボソボソとした食感になってしまいます。
ジャガイモは潰してコロッケにする、豆腐はハンバーグにするなど、加工してから冷凍するとおいしく食べられます。
忙しい朝には、あらかじめ作り置きしておいた冷凍パンがおすすめ。
パンに含まれるでんぷんは、0℃を下回ると劣化が遅くなることから冷凍に向いています。
具材やパンの種類をかえれば、朝食メニューのバリエーションも豊富に。
約2週間保存可能なうえに時短で簡単に作れる、
おやつにもぴったりな作り置きトーストを1週間の献立に仕立てたレシピ集として紹介します。
朝からしっかり食べたい月曜日は、話題の台湾フードをトーストで再現したレシピがおすすめ。
味付けした豚バラ肉を冷凍することでより味が染み込んでやわらかく仕上がり、食べごたえもバッチリです。
【材料】
<2人分>
【ポイント】
サラダ菜は冷凍庫から出すとすぐに溶けてベチャっとするので、なるべく早くトースターで焼いてください。
火曜日は喫茶店の定番メニュー、ケチャップと卵の黄身の組み合わせがたまらない
半熟卵のピザトーストはいかがでしょうか。
【材料】
<2人分>
【手順】
【ポイント】
冷凍するときに、パンの形に合わせたクッキングシートをかぶせてからラップに包むと、具材の滑りを防げます。
水曜日は、見た目がかわいく、大人も子どもも楽しめるメロンパン風トーストがおすすめです。
トッピングにアイスクリームや抹茶パウダー、ミントをお好みで添えて。
週の折り返しは朝食に甘いものを取り入れて、一息つきましょう。
【材料】
<2人分>
【手順】
【ポイント】
ココアパウダーや、シンプルなプレーンでもおいしいレシピ。バターはにおいを吸収しやすいですが、冷凍保存することによりにおい移りを防げます。
大人気のカレーパンがおうちで食べられる焼きカレーパン風トーストは、疲れてきた木曜日にぴったり。
余ったカレーでリメイクでき、スパイシーさとコーンとひき肉が食欲をそそります。
【材料】
<2人分>
【手順】
【ポイント】
冷凍したパンを食べるときは、オリーブ油をまわしかけるとまろやかで香りが良くなります。
余ったカレーでリメイクする場合は、十分に冷ましてから保存しましょう。
キムチのうまみとチーズのコクがやみつきになるレシピです。
平日最後の日には力をつけて一踏ん張り。仕事終わりの晩酌にもおすすめの一品でしょう。
【材料】
<2人分>
【手順】
【ポイント】
キムチは発酵するので、冷凍する場合はラップに包んでからジップロックに入れるなど真空状態にして、美味しさをキープしましょう。
冷凍することでとろっとした口当たりになるバナナと、
話題のチーズティーをフレンチトーストで一度に味わえるレシピ。
はちみつとクリームチーズをのせたり、チャイミックスやシナモンなどをトッピングしたりとアレンジを愉しめます。
土曜日の朝を優雅に過ごしましょう。
【材料】
<2人分>
トッピング
【手順】
【ポイント】フランスパンは電子レンジで加熱すると、卵液の浸透が早くなります。冷凍したトーストはそのままトースターで焼きましょう。
「バナナチーズティー風フレンチトースト」の詳しいレシピはこちら!
もちもちとしたお団子とほろ苦い香りのコーヒーの組み合わせがクセになる
和菓子のようなトーストは、のんびりしたい日曜日にぴったり。
【材料】
<2人分>
【手順】
【ポイント】
具材によって焼き加減が違うので様子を見て調節しましょう。
おいしく食べるには解凍方法も大切です。
間違った解凍をしてしまうと食中毒の原因になったり、味が悪くなったりなど残念なことばかり。
そこで、おいしく食べられる解凍方法を紹介します。
基本的には食べる予定の前日に冷蔵庫へ移し、ゆっくりと自然解凍するのがおすすめです。
パンは凍ったままだと表面だけ焼けて中まで温まらないことがあるため、解凍しておくと焼きムラを防げます。
すぐに使いたい場合は、フリーザバッグごと氷水につけて解凍しましょう。
暖かい季節は、食中毒の原因となる菌が増殖しやすいので、常温での解凍は避けてください。
調理する直前に冷凍庫から食材を取り出し、電子レンジで解凍する方法もあります。
食品にもよりますが、急激に熱を加えると固くなったり味が悪くなったりしてしまうので注意が必要です。
パンは、フライパンや魚焼きグリルなどよりオーブントースターがおすすめ。
解凍せずに焼くときは一気に焼き上げるとおいしく食べられます。
BRUNOのスチーム&ベイクトースターなら解凍不要で調理ができます。
その秘密は、スチーム、コンベクション、ノーマルの3つのモード。
料理によって使い分ければ、ムラなく、中までしっかりと温め、できたての味が楽しめます。
BRUNO スチーム&ベイクトースター
冷凍には保存期間の目安や注意点があります。
長い期間冷凍保存していたり、一度解凍したものを再冷凍したりするのはおすすめできません。
おいしく食べるためにしっかりと確認しましょう。
冷凍保存する場合、食材は約1ヶ月、作り置き料理は2週間〜3週間と覚えておきましょう。
食材によって異なりますが、変色したり霜がついたりしていたら味が悪くなっていることがあるので気をつけてください。
水気があると料理を傷ませてしまうので、よく洗って乾燥させた清潔な保存容器を使いましょう。
できたての料理を熱いまま保存容器に入れると水蒸気ができ、
料理を傷ませる原因になるてので、しっかり冷ましてから冷凍してください。
一度解凍してから再冷凍すると菌が増えたり味が落ちたりするので、おすすめできません。
食べ切れるサイズに小分けすれば、手間も省けて便利なうえ、使いたい分だけ解凍できます。
食品を平たく冷凍しないと、冷凍ムラや冷凍焼けを起こします。
そうなると食中毒や食品のパサつきの原因となるので、注意が必要です。
また、空気に触れるのも冷凍焼けやにおい移りの原因に。
おいしく食べるためには、食品を平たくし、ラップに包んでから保存しましょう。
作り置きの冷凍ごはんは「毎日忙しいのに、朝から料理はちょっと...」というママの強い味方。
週末に作り置きしておけば、忙しい日でもサッと食べれるので時間の余裕もできるでしょう。
冷凍を上手に活用した時短で美味しい料理で、ママも家族も笑顔で毎日を過ごしてください。
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BRUNO
愉しみ上手な大人が集い、生まれた、ライフスタイルブランド たとえば、ビーチサイドを仕事場に、 いつもの食卓をパーティに変え、 ファッションを愉しむようにインテリアを選ぶ。 “変幻自在”で”愉しさ重視”のライフスタイルがBRUNO流。 BRUNOは、人生を愉しむための 遊び心に満ちたライフスタイルをお届けします。
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